今年の4月に息子が地方の私立高校に進学のため家を出てから、
ワガ家は妻と娘と私の3人での生活となった。
今までは男2人、女2人でなんとかバランスを取っていたが、
息子がいなくなってから男はワタシ一人となってしまった。
無類の気の強さを誇る妻と娘は
ワタシからしたら「どっちもどっち」「似た者親子」と思うのだが、
唯一の男であるワタシは、
どっちが良い悪いの判断を求められるのだ。
ハッキリ言って心の中では
「どうでもいい」「どっちも悪い」「とにかく静かにしてほしい…」
と思っているのだが、、
そんな感情をそのまま表に出せば
火に油を注ぐだけだということは百も承知である。
ワタシは「どっちにも肯定的な対応をする」のだ。
そうは言っても「そっちの味方なんだぁ」と嫌味を言われるのだが、
いや「どっちも正しい!」と思考停止してひたすら答える。
貝になりたい・・・、
そしてワタシは思う、
「おい息子よ!何とかしてくれ・・・」