朝晩はかなり冷え込む季節となりました。
昭和60年築のワガ社宅は、
おそらく他のご家庭の室内よりも寒いだろう。
既にエアコンの暖房や電気毛布までデビューしてしまいました。
お風呂が寒い、
寝室が寒い、
床が冷たい、
このおんぼろ社宅で、
まもなく18回目の冬の到来です。
友だちのお家は、
キレイなマンションで暖かそうでいいなぁ。
と口癖のように言う娘。
申し訳ないと思いつつも、
この安いおんぼろ社宅に我慢して住んでいるからこそ、
息子には地方の私立高校に野球をやらせ、
娘にも野球をやらせ、
車を所有して、
ワレワレ夫婦もホイホイと子どもの遠征先についていくことができる。
「立って半畳、寝て一畳」
贅沢を言えばキリがない。
息子や娘はそのうち巣立っていく。
都内のそれなりに交通便の良いところに
雨風しのげて駐車場付きの住まいが与えられていることに感謝し、
会社から出て行けと言われるまで、
この社宅に住み続ける覚悟である。