さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

休まないニッポン!有給休暇5日取得義務化のナゾ・・・。

2019年4月から、

労働基準法が改正され、

法定の年次有給休暇付与日数が10日以上の全ての労働者に対し、

毎年5日は年次有給休暇を確実に取得させることが義務化されました。

 

ん?

なんだこれ?

 

ワタシがこの改正法を初めて知った時に受けた印象です。

 

有休って多くの労働者に、

10日だったり20日だったりが付与されているはずで、

なんで5日だけ義務化するの?

 

10日付与されているなら10日取得することを義務化、

20日付与されているなら20日取得することが義務化、

 

が普通ではないだろうか?

 

ワタシは子どもの行事などで有休を取得することも多く、

5日以上は確実に有休を取得しているので、

 

有休5日を義務化して意味があるのか?

 

と思っていたが、

 

有休5日義務化の運用において、

いま会社で何が起こっているかというと、

 

年度末になると、

 

庶務係から、

「○○さん、年休5日間まであと3日足りないので、

 年度末までにあと3日休んでくださいね」

と声かけ運動が始まるのだ。

 

声がかかるのは、

主に年配の管理者たち、

 

若い世代は、

年休を有効に活用しようという意識があるのか、

5日間の年休なんか簡単にクリアしている。

 

5日間の年休すら取れないのか?

 

そして年度末に3日間残した管理者たちは、

年休を取得した体にして、

出社をし、

「今日は年休の身なんだけどねぇ」と言いながら

どこか誇らしげに仕事をしている。

 

いや、休めよ!

 

でもこれが日本の会社の実態ではないでしょうか。

 

国すらも、

たった5日間の年休取得を義務化しなければならないほど、

日本のサラリーマンは年休を取得しづらい世の中なんでしょう。

 

もっと休みましょうよ!