さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

娘が受験している最中にワタシは京都を観光!「吾唯足知」の龍安寺へ行ってきました。

高校で親元を離れて京都の高校へ行くことを選んだ娘、
この3連休(2/10-12)の初日(2/10)に受験があり、
娘と2人で京都行ってまいりました。

試験は朝9時から、
5教科とその後に面談まであったため、
試験が終わるのは16:30頃、

1日中近くで待っているのも退屈なので、
ワタシはひとり京都市北部にある
龍安寺(りょうあんじ)」
行ってまいりました。

龍安寺」「方丈庭園(石庭)」が、
古都京都の文化財」として世界遺産に登録されており有名ですが、

 
 ■龍安寺の方丈庭園(石庭)↓↓




ワタシが「龍安寺」へ行った目的は、
「知足の蹲踞(つくばい)」です。

 ■知足の蹲踞(つくばい)↓↓


蹲踞(つくばい)とは、
茶室に入る前に手や口を清めるための手水鉢のこと。

手水鉢は石でできており、
この丸い石の上に「五・隹・疋・矢」の文字が浮かび上がっていますが、
この4つの文字の真ん中に、
水溜めに穿った中心の正方形を漢字部首の「口」と見て、

先ほどの4つの文字にそれぞれ「口」の部首をくっつけて、

「吾れ唯だ足るを知る」

となります。

 

これは、

「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」

という禅の格言を謎解き風に図案化したものとのことです。


この

「吾れ唯だ足るを知る」

という言葉は、
資産形成を勉強している人にとっては、
一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか、


昨今のテクノロジーの進化により、
ワレワレが生活していく上であらゆるものが便利になったこと、

10年前より今日、
1年前より今日、
1日前より今日

の方が幸せになっているはずであり、
さまざまなものが満ち足りているはずです。

仮に相対的に周りよりも貧しくても、
充足していることを知っていれば今が幸せだと思えるし、

逆に
相対的に周りよりも富んでいても、
常に欠乏の感情が渦巻いて、
今が充足していると思えなければ
いつまでも貧しい気持ちのままで
一向に幸せにはなれないということだと思います。

今が幸せなんだ、
まして日本人に生まれた時点で、
かなりの幸運に恵まれているんだ!と思えることが大事だと思います。

 

今回、
聖地「龍安寺」に訪れたことで、

ますます、

日々の生活の中で
「欲望」が先行しそうになった時に、

「吾れ唯だ足るを知る」

この言葉を噛み締めて生活していきたいと思います。

 

 

■境内の庭園(鏡容池)も不在があって綺麗でした↓↓

 

■帰りにうどんの湯葉と抹茶をいただき、



娘が受験で頑張っている最中に、
娘には大変申し訳ないですが、

京都の街を満喫してしまいました。。


娘が京都の高校に合格すれば、
これから3年間何かと訪れる機会が増えると思うので、

京都の街を楽しみたいと思います。

 

最後に、

龍安寺」で「吾唯足知」のキーホルダーを4つ購入し、

家族に渡しました。

 

■「吾唯足知」のキーホルダー