本来、
3か月に1度の配当金の受取を目当てに保有されることが多い、
米国高配当株ETFである。
ワタシは、王道であるVYM、HDV、SPYDの3銘柄を保有しており、
第2四半期には、3銘柄とも予定通り9月に配当金を受給した。
この9月から10月に掛けては、
下記のとおり大幅な含み損を抱えており、
まあ配当金目当ての銘柄だから、
含み損が出ていても、
売らなければ損をしないし、
売らなければ配当金をもらい続けることができるので、
含み損は気にせず保持し続けよう!
と思っていたのだが、
10月の後半から11月、12月に掛けて、
米国の株価が爆上がり!!!
含み損を抱えていた米国高配当株ETFは、
一気に、大幅な含み益へと転じることになる。
ここでワタシの心が揺れ動き、、、
これだけ値上がっているならば、
チマチマ3か月に1回配当金を受け取るよりも、
売ってしまって売却益を得た方が得なんじゃない!?
と思ってしまい、
結果的に11月と12月の間に、
3銘柄ともに売却!
その利益確定額が以下のとおりである!
投資元本が450万円弱に対して、
保有から半年も経たずして税引き後売却益が304,445円とは、
ビギナーズ投資家のワタシにとってはなかなかの成績ではないか!
コロナ禍前のように、
特に何の疑いもなく普通預金に預けているだけの状況であれば、
この30万は手に入らなかったわけだ。
今回たまたまコロナ後に米国株価が急騰したという、
ラッキーな局面に遭遇したこともあるが、
それほどリスクを課した投資でもなく、
急騰しなければそのまま保持して配当金を受け取るという選択肢もあったわけで、
ビギナーズ投資家であっても、
買う商品、
買う銘柄、
買うタイミング、
売るタイミング、
そして投資方針を吟味し、
極力リスクの少ない選択肢を持って運用すれば、
プラスの結果を出すことはそれほど難しいことではないと感じている。
あとは資金である。
今回は450万円弱を投資資金として投入できたが、
これが10分の1であれば利益も10分の1、
逆に10倍であれば利益も10倍になる。
この投資資金を余裕資金で賄えるかどうか、
余裕資金とはここ数年間は使用する予定はなく、
この余裕資金以外にも生活防衛資金として別に確保できている状態である。
このような状態で投資資金を準備できれば、
買う商品、
買う銘柄、
買うタイミング、
売るタイミング、
そして投資方針を吟味し、
極力リスクの少ない選択肢を、
焦ることなく、狼狽することなく、投資を客観的に楽しむことができ、
確実にプラスの結果を産む手堅い投資が実践できるのではないかと思っている。
ちなみにこの30万円の売却益であるが、
来年の春に高校へ入学する予定の上の子の入学資金に全て消えていく予定だ…。
さようなら~