コロナを機に在宅ワークが採用され、
1月の再度の緊急事態宣言とともに更なる出社抑制が会社側から要請され、
それまで週2回だった在宅ワークが週3回に増えた。
昨年春の緊急事態宣言時では、
業務用スマホを持たされ会社のメールをスマホで閲覧して対応していた。
これでもそれなりに仕事にはなったが、
多少なりともの不便さは感じていた。
そして今回の緊急事態宣言時には、
在宅ワークでの環境もかなり整備された。
シンクライアントシステムが導入され、
会社に出社してやる業務とほぼ同じ業務が自宅でできるようになった。
今はコロナで緊急事態宣言の渦中だから、
在宅ワークを余儀なくされている状況であるのだが、
では緊急事態宣言が解除されたらどうだろう?
「コロナだから!」という言い分が少しずつ弱くなっていた時に、
会社側は「再び出社せよ!」と言うだろうか。
そうなると、
「コロナだから!」ではなく「働き方改革」として、
会社がどう取り組んでいくか?の問題になる。
・在宅ワークでも会社に出社した時と同じ業務ができる。
・打合せも対面ではなくzoomなどのアプリで充分に実施可能ということがわかった。
・緊急事態宣言解除と言ってもワクチンが世の中に行きわたらない以上、
やはり感染が怖い。
・在宅なら通勤時間が拘束されないのに、出社で通勤時間が拘束されるのはおかしい。
もはや在宅ワークの知恵がついてしまった社員に、
再び出社せよ!と言えるだけの説得力を用意するのは至難の業である。
良いから出社しなさい!
打ち合わせは対面じゃないと失礼!
出社して仕事をしている人は頑張っている!
こんな風潮を復活させてしまうように企業は、
新たなブラック企業の概念として淘汰されていくのではないか!
そう思った次第です。