この春のコロナ自粛で在宅ワークを余儀なくされた、
夏場にコロナが一時収束し、
やっぱり働き方がコロナ前に再び戻ろうとするような動きを感じつつも、
ワタシは会社にお願いをし、
週2日の在宅ワークを継続してもらっていた。
同じ会社でも部署によっては、
やっぱり出社だ!
現場も頑張っているんだから、
全員出社せよ!
という出社至上主義を掲げるところもあり、
このままではすっかりコロナ前に戻ってしまい、
世の中が変わろうとする動きが再び停滞するな、、、
とひしひしと感じていた。
そこにコロナ第三波が到来し、
再び出社が危ぶまれるような状況となってきた。
そんな中、
ワガ社でもシンテレワークシステムが導入され、
会社のPCでできる作業が、
まるまる在宅のPCでできるようになった。
もはや、
出社する必要など全くないな!
これがワタシが感じた感想である。
これを機にワタシは再び会社に進言し、
週2日の在宅ワークを週3日に増やしてもらった。
今は週2回出社でも多いくらい、
せめて週1回くらいは出社するか!?
くらいの感覚である。
残る課題は、
管理者(ワタシは管理者ではない)が押印のために出社する、
みんなを在宅させるために、
管理者が出社する必要がある業務が少なからず存在する、
或いは、
まだまだ出社信仰主義が抜けない幹部がいて、
一般社員は仕方ないが、
流石に管理者は出社して会社に忠誠を尽くせ!という信仰的な風習が残っていたり、
これらの課題もクリアされる世の中になれば、
もはや管理者すら出社する必要がない世の中が訪れる。
働き方が大きく変わろうとしていることを実感する。
そんな働き方が当たり前の世の中になると、
もはや大きなオフィスビルなんて必要ないんじゃないか!?
そのビルにテナントで入っているレストランやシアトルコーヒー店大丈夫?
定期券なんてもう買う必要もないのではないか?
オフィス街周辺にある居酒屋さん、
Gotoで人が戻って来た、
Goto中止で人がいなくなった、
と目先の客の出入りばかり気にしていても、
そもそもこれからはオフィスに人が来ない世の中になって行くのだから、
将来的な需要を見据えてお店を存続させるべきかを、
今から真剣に考える必要がある。
そもそも東京近郊に住む必要があるのか!?
そんなにタワーマンションを乱立させても将来的な需要はあるのだろうか!?
購入する側も、
高額な住宅ローンを組んでまで、
東京のタワーマンションに住む必要があるのだろうか?
と考えてみる必要がある。
週1回の出社なら、
静岡、名古屋、山梨、長野、宮城なども通勤圏内になるかも知れない。
週1回の出社なら、
前週の出社が終わったら、
年老いた両親がいる実家に帰省し、
両親の一緒に過ごしながら、
日中はwifi環境で実家で仕事をし、
次の出社日まで両親と過ごす
なんてことが年に何回かでもできるようになれば、
東京で働きながら、
両親の余生と共に過ごすことができるかも知れない。
世の中の技術が進歩しているわけだから、
技術の進歩とともに
働く身のワレワレの働き方は、
より多様になるはずであり、
より楽になるはずであり、
残業など必要なくより短時間の働きでよくなるはずであり、
ワレワレの選択肢が広がって当然のはずである。
第3波で世の中の働き方が大きく変わろうとしています、
そんな中で、
いややっぱり出社しないと仕事の効率が悪いから出社します!
という目先の議論ではなく、
5年後10年後にはどんな世の中になっているか!?
をしっかり捉えて、
今から思想をシフトしておかないと、
あっという間に時代に乗り遅れた人間になってしまう、
そんなことを思った次第です。