余生を生きていくだけの資産が貯まったら、
定年を待たずにとっとと会社を辞めて第一線を退くつもりである。
そう思うのはなぜか?
これから中堅のサラリーマンとして、
会社人としてどっぷりと組織の中に身を置く人生を
憂いているからだ。
自分の意思とは裏腹に、
会社のため
組織のため
部下のため
出世のために
自分を犠牲にして働くことを求められるだろう。
ワタシ個人としては、
今の給与水準でも充分満足であるし、
これ以上のスキルアップを重ねて重要な役職を望むつもりもない。
極力働く時間を減らして家族やプライベートな時間を充実させたいと思っている。
でもワタシのような考え方を持ったサラリーマンが、
日本の会社組織の中で生き延びてやっていけるだろうか。
せいぜい、
窓際の閑職ポストを与えられて、
思考停止状態で定年まで働くのがオチであろう。
もっと多様な働き方があっても良いのではないか?
これ以上の給与アップや出世を望まない、
若い上司に指示を受けながら、
定年までいちプレーヤーとして会社組織に貢献する。
そんな中堅&ベテラン社員も充分に活躍できる社会!
まあ、
おそらくそんな簡単には変わらないだろうから、
余生を生きていくだけの資産が貯まったら、
定年を待たずにとっとと会社を辞めるつもりなのである。
こんな本を読んだので紹介したい。
コロナをきっかけに在宅ワークが急激に進展したドイツ、
在宅ワークの環境が整ってもひたすら出社しようとする日本、
環境の問題ではなく意識の問題だったということですね。