さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

残業をあてにして業務を指示する会社とそれを喜んで受け入れる社員の構造!

先週の話である。

 

会社のメールで、

自分の所属部署の残業時間の一覧が共有されて愕然とした。

 

え?

みんなこんなに残業しているの?

 

ワタシは満員電車を避けるため

8時~16時45分の就業時間を会社側に要望し

受け入れてもらっている。

 

満員電車を避けるため、

という理由があるだけに、

ワタシはほとんど残業せずに17時前には退社するようにしている。

 

よって2月期の残業時間は2時間程度である。

 

そんなワタシのようなほぼ残業ゼロの社員がいる中で、

 

隣のシマの課長は2月期の残業が100時間、

その部下の残業が40時間

 

その更に隣のシマはあるプロジェクトが稼働中のため、

年間を通して残業が慢性化しており、

この2月期を終えて、

ほとんどのメンバーが36協定の特別条項の適用回数が

上限に達しており

残る3月期を特別条項なしでどう乗り切るか?

頭を悩ましている状態という。

 

この状況って、

おかしくないか???

 

 

当然のように、

社員の残業をあてにして業務を指示する管理者と、

残業を前提として喜んで業務を受ける社員、

 

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「いやいや理想はわかるが現実はそうはいかない・・・」

 

という声が聞こえて来そうであるが、

 

いやいや、

そもそも残業なしで仕事を終えようという考え自体が

さらさらないでしょう?

 

終業時間ギリギリに開始されるミーティング、

参加メンバーの絞り込みもなくメンバー全員が参加し、

誰も打ち切る様子もなくダラダラと、

 

管理者は社員の残業をあてにしているから、

終業時間が過ぎても気にしない、

社員もダラダラとミーティングをやっていれば、

それだけで残業代をもらえるわけだから、

さっさとミーティングを終えようとする意識もない。

 

要は残業代が生活給になっており

そしてみんなと仲良く手をつないで残業をいとわず働いた方が、

会社から良い評価を受けられるということを知っている。

 

そうでないと、

このコロナ禍の緊急事態宣言中の最中に、

残業100時間とか、

特別条項の適用回数が上限となるとか、

そんな事態には絶対にならない。

 

新年度の定期異動に向けて、

3月は内示を受ける時期である。

 

今はワタシは直属の上司に理解をいただき、

就業時間の変更や、

週に数度の在宅ワーク

ほぼ残業ゼロ

の働き方を実践することができているが、

 

一歩、隣のシマに移ってしまえば、

今のワタシの働き方自体も簡単にふっとんでしまうような、

状況である。

 

今のワタシがただメルヘンの世界にいるだけなのかも知れない。

 

でも、

そんな状況では日本のサラリーマンの働き方は一生変わりませんね。

 

コロナを持ってしても・・・。