サイフやカードを持たずに街に出て、
電車やタクシーやバスに乗って買い物をして帰ってくる。
買い物をしたのに帰り道は手ぶら、
家に帰るころには買った商品が家の前まで届いている。
2025年には
こんな夢のような街が実現できているかも知れない。
「スマートシティ」
スマートシティとは、
IoTやAIなどの先端技術を活用し、
エネルギーや交通網などのインフラを効率化することで生活やサービスの質を向上させた、
人が住みやすい都市のこと。
もはや仕事もリモートワークで充分対応可能であることわかった今、
わざわざ満員電車に揺られて東京まで通勤する必要はない。
郊外のスマートシティに住めば、
仕事も生活も街の中だけで全てが効率よく完結するのだ。
ところで、
ワタシがまだ子どものころ、
近所にあった少し大きめの健康ランドに家族や親せきとよく行っていた。
時計状のロッカーキーを腕にはめ、
そのロッカーキーに記載されている番号を見せるだけで、
館内の施設を自由に無料で活用できる。
従妹などと一緒に行き、
親と別行動になったらすかさず、
親の許可をもらってお金を出してもらうことなく、
ジュースを頼んだり、
ハンバーガーを買ったり、
ゲームセンターでゲームしたり、
ソフトクリームを頼んだり、
え?何これ?
夢の世界じゃん!
今思えば、
30年前からスマートシティの世界が確立されていた???
ま、
最後の精算の際に、
親からしこたま叱られることになるのだが・・・。