資産形成を確実に実践するために、
毎月「収入ー支出=貯蓄」をプラスにしていく必要があります。
貯蓄をプラスにするための王道手段として、
先取り貯蓄がありますが、
この先取り貯蓄もそう簡単なものではなく、
給料日に収入から必要が金額の支出をねん出し、
余った分を貯蓄に回したはいいのだが、
月の途中で臨時出費があり、
結局、先取りした分も貯蓄を使ってしまい、
「収入ー支出=貯蓄」がプラスにならなかったということになりかねない。
よって、先取り貯金も決して万能ではありません。
この先取り貯蓄を確実に実践するために、
ワガ家が行っている家計管理の方法として、
支出部分を徹底的に「予算化」する方法です。
まずは毎月の支出の管理だが、
これについては、これはどの家庭でも概ねは把握でき、
実践されていると思います。
次に、
隔月や四半期、
半年に1度や年に1度、
2年に1度の周期で発生する支出を洗い出し、
毎月の給料からねん出したり、
ボーナスでねん出したりして予算化する。
もう社会人経験も10年以上くらいになれば、
どの時期になんの支払いが発生するかはだいたい絞り出せると思います。
自動車税、自動車保険、車検、学校の納入金
人間ドック、年賀状、お年玉、エアコンのクリーニング、
ウィルスバスターの更新、資格の更新料、
このくらいの周期で発生する支出を
おおよそを事前に把握して支出元をねん出して
予算化しておけば、
思わぬ出費で先取り支出分を取り崩すことも少なくなるです。
それとワガ家では、
さらに予測できない臨時出費用にバッファ分を見込んで
予算化している。
何か突発的な支出があればそこから捻出し、
もし突発的な出費がなければそのまま翌日に繰り越すか、
貯蓄の積み増しにまわす。
このバッファ分は、
毎月の給料やボーナス、
株式投資の売却益などでねん出し、
何かあったときのためにと予算化しています。
以上のように、
支出分に対して予算化をし、
何かあっても、
その予算から支出できれば、
先取り貯蓄分が脅かされることなく、
毎月安定した貯蓄分を資産形成に繋げることができます。
要は支出の把握とその財源の確保だが、
まるで会社や役所のようですが、
家計管理も同じだと思います。