さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

ワガ子がいる野球チームのコーチは引退しますが今後もこの「健全な趣味」を続けて行こうと思います。

ワタシは、
息子が小学校2年生の9月に
少年野球チームに所属して野球を始めて以来、
卒団する迄の4年間半

そして息子が少年野球チームを卒団後に
3歳離れた娘が息子と同じ少年野球チームを
卒団する迄の3年間


さらに娘が中学校の女子野球クラブチームに
所属してこの春に卒団する予定ですが、
ここでの3年間

計10年間半

 

ワタシは息子や娘が所属する
野球チームのコーチとして子どもたちの一緒に
活動してきました。


思えばこの10年間半、
土日のほとんどを朝から晩まで、
子どもたちと一緒になって野球にのめり込み、

まともに身体を休める時間は、
ほぼない生活を送ってきました。

やはりワガ子がいると、

試合に出られるように頑張ってほしい、
試合で活躍できるように頑張ってほしい、
チームが勝つことでワガ子に良い思いをしてほしい、

ということで、
かなり力が入るものです。

ワガ子が試合に出られなかったとき、
ワガ子が大事な試合で打てなかったとき、
大事な試合にチームが負けた時などの週明けは、

子ども以上に引きずって
仕事が手につかないというようなこともありました。


ワガ子の野球がなければ
もう少し仕事にも注力出来て、
もしかしたらもう少し会社で出世していたかも知れません(笑)


でもワタシは、
子どもたちと一緒に野球をやることを優先しました。
仕事のためにかけがえの瞬間を逃すことをしたくなかったからです。


少年野球のコーチをやっていたころは、
子どもと同じグランドに立てるのは、
少年野球までと思っていましたが、

幸いにして、
娘が中学校の女子野球クラブチームでもコーチをやることになり、
娘と同じグランドに立って野球をやる期間が、
もう3年間だけ延びました


思えば子どもの野球に関連して、
色々なところに連れて行ってもらいました。

福島、栃木、茨城、千葉、埼玉、長野、新潟、山梨、
静岡、愛知、岐阜、石川、京都、大阪、兵庫、沖縄、

特に宿泊を伴うような遠征では、
修学旅行の引率の先生のような感覚で、
普通のサラリーマンではなかなか味わえないような
楽しい経験をたくさんさせてもらいました。

また妻もワガ子の野球を観るのが大好きで、
妻も子どもやワタシと一緒になって、
土日は家族総出で常に野球の予定がびっしりという状況でした。


実はとても有難いことで、
仮に子どもの野球がなければ、
土日に何をしようか、
土日にどこへ行こうか、
それを毎週考えるだけでも大変なことですが、

この10年半の間は、
そんなこと考える必要もなく、
子どもの野球の予定がワタシの予定として
自動的に組み込まれるという日々がどれほど幸せなことだったか

を今になって強く感じます。


そして来月3月に、
娘の女子野球クラブチームの卒団をもって、
ワタシの10年半のワガ子と過ごしたコーチ生活が終了となります。


息子は大学野球へ、
娘は女子高校野球へ、
それぞれ次のステージへ進みます。

子どもたちには、
次のステージでも引き続き野球を続けてくれることに、
感謝しなければいけません。


そしてワタシは、
娘は卒団となりますが、
娘の女子野球クラブチームに、
引き続きコーチとして携わりたいと思っています。

ワガ子がいないチームのコーチ業は、
やはり少し気持ちのトーンは落ちますが、

その分少し気楽な立場で、
チームや選手たちに貢献できるのではないかと思っています。

土日に時間ができるのなら、
仕事や副業や勉強の時間に充てるということも考えましたが、
それだけではやはり人生面白くない、

この野球を通した「健全を趣味」は今後も続けて行きたい。

ワガ子がいなくなるので
今後はワガ子のためではなく、
ワガ子以外の選手ためという完全なるボランティアになるわけですが、
とても健全なボランティアだと、
最近になってより強く感じるようになりました。

太陽の日に当たって日焼けをし
グランドの土や芝生の上で、
選手たちにノックをして汗をかき、
試合を観たり、
審判をしたり、
勝った負けたで選手たちと一喜一憂する。

当然ボランティアなので報酬なんてないですが、
一方でこの趣味にはほとんどお金もかからない、

見知らぬ人であれば、
ワタシなんかはタダのおじさんですが、
コーチをしていればみんな挨拶してくれるし、
お手伝いすれば感謝もしてくれる。
そこには迎え入れてくれる場所があるということ。

別に挨拶や感謝や歓迎をしてもらうためにやっているわけではありませんが、
とても「健全な趣味」だとは思いませんでしょうか。

仕事や副業や勉強はそれ以外の時間にもで充分にできます。


もちろんワガ子の試合があれば、
そちらを優先に観に行きます。

しかしこれまでと違って、
ワガ子の野球に毎週毎週びっちり予定が組み込まれるということは
なくなると思うので、

都合の許す限りは、
この「健全な趣味」に時間を使って、

娘の後輩たちと一緒に、
野球をやっていきたいと思っています。