ゆうちょ銀行の通常貯金の金利は、
現在0.001%だ。
ワタシは子供が生まれてから、
給与から毎月1万円と、
毎月支給される児童手当の1万円を、
子どもの教育資金や将来のための資金として、
ゆうちょ銀行の通常貯金に貯蓄をしていた。
通常貯金の金利の低いのは認識していたし、
教育費など必要となる時期が確定していて、
すぐに必要となる資金ではないため、
通常貯金へ預ける必要がないことも認識していたが、
じゃあどこへ預けようか?の知識もなく、
行動も起こさなかったので、
そのままゆうちょ銀行へ預けたままになっていた。
どこに預けようか?というよりは、
毎月決めた額をしっかりと貯蓄していこう、
という意識の方が強かったため、
預け先のことについては後回しになってしまっていた。
今回のコロナ禍を機に、
自粛生活で余りある時間を利用して、
これらの資金の預け先について真剣に考えてみた。
当面は使用しない資金の一部は投資信託へ預けた。
初めての投資信託であったがこの詳細については、別途の記事で紹介したい。
今回は、直近で現金として使用する可能性のある資金分について、
このままゆうちょ銀行に預けたままで良いか?
について考えた。
生活の基盤を楽天経済圏へシフトして、
ポイント生活をスタートさせてワタシが、
その過程の中で、「マネーブリッジ」というサービスを知ることになる。
「マネーブリッジ」とは、
以下の6つの利用が可能となる。
④残高表示サービス ⑤投資安心サービス ⑥らくらく入出金
ワタシが目を付けたのは、
①金利優遇については、
金利がなんと0.1%
ゆうちょ銀行の通常貯金の100倍だ。
100万円を預けていても、
年間で1,000円しか利息が付かない計算ではあるが、
ほぼアテにできない微々たる金利よりは、
幾分かでも成果が見えるくらいの額をもらえるのは大きい。
ワタシは子供の積立資金の全てを
いったん、
ゆうちょ銀行から楽天銀行へ預け替えすることに決めた。
他にもっと良い方法があったかも知れないが、
ワタシは毎日ゆうちょ銀行のATMへ足しげく通い、
1日の払い戻し限度額の50万円を引き出し、
そのままゆうちょ銀行のATMで楽天銀行の口座へ預け替える
という作業を行った。
現金として必要となりそうな金額を計算し、
それ以外は投資信託へ、
そしてもう1つは③ハッピープログラム
このプログラムでワタシが着目したのが、
ATMを手数料無料で利用できる回数と他行振込を無料で利用できる回数だ。
ハッピープログラムは楽天銀行の預け金残高や取引回数に応じた、
ランクづけが設定されます。
(1)ベーシック→(2)アドバンテスト→(3)プレミアム→(4)VIP→(5)スーパーVIP
の5段階。
預け先残高 ATM利用手数料無料回数 他行振込無料回数
(3)プレミアム 50万円以上 2回 2回
(4)VIP 100万円以上 5回 3回
(5)スーパーVIP 300万円以上 7回 3回
(3)プレミアムのATM利用手数料無料回数の2回は非常に心もとない、
おそらく3回以上は利用するし、かといって手数料は絶対に払いたくない。
(4)VIPまで行けばATM利用手数料無料回数の5回にランクアップ。
5回も利用できれば充分かな。
(5)スーパーVIPはATM利用手数料無料回数の7回にランクアップされるが、
預け先残高300万円以上というのが障壁が高い。
7回も利用しないだろうし、他行振込無料回数は3回と(4)VIPと同じ回数。
また、すぐに現金化する可能性のある流動性資金としては、
まだまだ300万円の大金を使う予定はすぐにはない。
ゆうちょ銀行や他行と比べたら高いが、
それでも0.1%しかないのであれば、
投資信託等に預けた方が良いという判断で、
このハッピープログラム活用メリットを最大限に生かすという観点では、
(4)VIP(100万円以上)のランクを維持する(無理に(5)スーパーVIPを目指さない)
ことを目安にしようと判断した。
楽天銀行の利息は、
毎年3月31日と9月30日の計2回支払われるそうだ。
微々たる金額ではあると思うが、
家計改善のために少しでも有利な方へとこだわる意識が大切だと思う。
直近では9月30日の利息支払い、
今からにわかに心待ちにしている。