ワタシの会社の話である。
昨年の今頃のワタシであれば気にも留めていなかっただろうが、
資産形成やこれからの就業プランなど、
コロナを機にこの1年で色々と考えることがあり、
昨日、会社の組合からの広報案内メールで、
パッとキーワードが目に入りメールを開いてみた。
「2021年3月期における高齢勧奨退職の実施」
へえ、こんな制度がウチの会社にもあったんだ。
対象者は退職日の年齢が50歳以上の社員で、
勧奨退職を希望し承諾を受ければ、
退職金が割り増しされる。
退職手当額
=退職日退職手当ポイント×退職事由別・勤続期間別支給乗率×ポイント単価
この「退職事由別・勤続期間別支給乗率」が
退職金の割り増し部分にあたり、
その資料の中には、
入社年齢と勤続年数に応じた「勧奨退職の支給乗率表」が載っていた。
ワタシの場合は、
勤続28年から33年くらいまで働くと、
支給乗率が1.2倍を超える高い乗率になりそうだ。
ワタシが今年で勤続20年となるため、
目安としては、
①下の子が大学を卒業するまで
(今から10年後、勤続30年、53歳)
②下の子が大学を卒業してあと2年ほど資産形成を継続
(今から12年後、続32年、55歳)
③上の子が大学卒業、下の子が大学1年を終了し残り3年間の学費も目途がついた場合
(今から7年後、勤続27年、50歳)
必ずしも今から早期退職ありきで働いているわけではないが、
選択肢の一つとしてこういう制度があるということを把握しておきたい。
自分が早期退職しようとしたタイミングで、
勧奨退職が行われるかはわからないので、
退職金を割り増しで受給できるか否かも、
早期退職のタイミングに少なからず影響してくると思う。
退職金2,000万円だったとして、
1.2倍の乗率であれば400万円の上乗せになる。
他社での例を見るともう少し上乗せされる事例が多いようですが、
んーでもやっぱりこれは大きい!