ワガ家の住居環境の話である。
ワタシは東京で仕事をするようになって、
今年で17年目になるが、
ワガ家の住居は17年間、
会社から与えられた社宅に住んでいる。
ワガ家の資産形成は、
この社宅生活とともに成り立っていると言っても過言ではないほど、
資産形成に大きく貢献してくれている。
ワガ家の社宅は、
月35,000円(駐車場代込み)で給与天引き、
である。
うらやましい限りかも知れないが、
ただ、とにかく古い。
これを我慢できるかどうかです。
こんな好条件の社宅でありながら、
他の住居人は、
次々にマンションや一軒家を購入し、
社宅を後にする。
どのくらいの家庭を迎えて、
どのくらいの家庭を見送ったことか・・・。
ワガ家の子どもが生まれた時に、
マンションや一軒家の購入を真剣に考えたこともあったが、
価格も安く、
駐車場代込みで、
立地も比較的良い、
という好条件の社宅を出る以上のメリットが思いつかない。
子どもにも部屋を与えてあげたいと思ったが、
子どもが自分の部屋を欲しがる時期なんて一過性のもの、
そのための部屋を用意するだけで、
どれだけのお金がかかるかを考えたら、
割に合わなすぎる。
結果的に上の子は、
高校で入学で家を出て寮生活をしているし、
下の子も同様に高校で家を出ると言っているから、
家族のために、
マンションや一軒家を購入したところで、
子どもが出ていった夫婦2人だけの家庭に、
広い家が残るだけ。
しかし、
それにしてもこの社宅はとにかく古い・・・、
下の子が家を出て行った段階で、
夫婦2人
手狭な少し新しめ賃貸でも借りて、
ほそぼそと暮らしたいなと思っている。