さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

最後の夏の大会に向けたメンバー選考の一部始終

野球のため地方の私立高校で寮生活を送っている息子の話である。

 

息子はいま高校3年生、

 

まさに最後の夏の大会を迎えようとしている。

 

地方の私立高校で寮生活を送らせるために、

息子にかかる費用は、

月に固定で17万円ほど、

大変な金額だが何とかヤリクリして乗り切っている。

 

まあそれは良いとして、

 

息子には、

野球で高校を選んで行くわけだから、

野球で成果を上げてこい!

と送り出し、

 

息子もベンチ入り、

レギュラーを目指して頑張って来たわけだが、

 

息子の高校は、

3学年で部員が総勢80人、

 

最後の夏の大会のベンチ入りは20人、

 

この20人を部活の顧問である先生は、

どのように選抜して行くのだろうか!?

 

 

ワタシは妻と一緒に、

息子のオープン戦を何試合か観に行かせてもらい、

 

やはり、

えこひいきがあっては行けない、

選手にも納得感がなければ行けない、

ベンチ入りもベンチ外も同じように、

学費や寮費を納めている親御さんにも

納得感がなければ行けない、

 

それは相当に慎重な20人を選抜する過程を

垣間見た気がした。

 

チャンスは皆に平等に与えてくれたと思います。

 

Aチームと2年生以下が中心のBチームの間に

ダッシュチームを作り、

夏の大会の前に最後のアピールチャンスとして、

そのAダッシュチームだけで6試合のオープン戦を開催し、

そこで結果を残した選手は、

Aチーム入りを果たした子もいます。

 

また普段Aチームに帯同していない選手でも、

日替わりでAチームへの帯同に抜擢して、

Aチームのオープン戦に先発出場させて、

チャンスを与えるなど、

 

顧問の先生は、

本当に誰から見ても納得感のあるように、

慎重に慎重に選抜しているんだなと、

実感した。

 

そこでAチームに残るもの、

ベンチ入りを果たしたもの、

その中でさらにレギュラーを掴むものは、

やはり、

 

チャンスを確実にものにしてきた選手たち、

与えられたチャンスで結果を残し、

使われ続けた間にも結果を出し続けた者たち、

そういう人たちがメンバーとして残っている。

 

ベンチ入り出来なかった選手たちは、

チャンスを与えられた場面で結果を出せなかったり、消極的になったり、

代打でバットを一回も振らないで三振で帰ってきた選手たち。

 

選手たち自身にも思い当たるものがあり、

だからこそ納得感もあるし、

最後の夏にベンチから外れても、

自分が出来なかったチャンスを掴んだベンチ入りメンバー選手たちを、

心の底からサポートしようと思えるのではないだろうか。

 

まもなく最後の夏が始まるが、

スタンドからベンチ入りメンバーに声援を送る選手たち、

そしてベンチからレギュラーメンバーを送り出す選手たち、

誰もが納得感の中でその配列が決まり、

その配列の中で一帯となって、

勝利を目指し、

甲子園を目指した戦いが、

繰り広げられるわけだ。