先日のブログで、
「会社の人事は勤め人の最大のリスクである」という記事を投稿した。
そして本日の日経(朝刊)に、
三菱ケミカルが、管理職約5,000人を対象に、
最長6年間は転勤を回避できる制度を導入するという。
希望すれば現在勤めると都道府県以外への転勤を避けられるという。
では本当に会社への忖度なしで転勤拒否を希望できるのか?
申請した場合に、目に見えない形での人事評価の査定に影響が出るのではないか?
という懸念もあれば、
また逆に6年間フルに行使してしまえば、
それ以上の拒否はできずに強制的に転勤を受け入れる必要が出て来てしまう
という問題点はあると思うが、
しかし、
「会社の人事は絶対」というこれまでの一般的な考え方(ましてや管理職)に、
一石を投じる制度であることは間違いないだろう。