さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

会社の人事は勤め人の最大のリスクである。

さて、定期人事の時期である。
ワタシの勤める会社では異動対象の社員には既に異動が通知されているようで、
どうやらワタシが現部署に残留のようである。

 

ありがたいことに、
休みの取得や勤務時間帯や在宅ワークなどには
寛容的な部署であるため、

 

引き続きこの部署で仕事ができることになり、
少しホッとしている。

 

部署によってはまだまだ古い考えのところがあり、
所属長の考えひとつで、
一瞬にして今の自由な働き方の環境が奪われてしまう
危険性が大いにあり得る。

 

これが勤め人の辛いところである。

 

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自分の働き方、働く場所、業務内容などを
自分で自由に選ぶことができない。

 

ワタシはこのことは、
勤め人の最大のリスクであると思っている。


家族を持ってマンションを購入した後に、
地方への転勤を言い渡される。

 

今回のワタシの勤める会社の人事でも何件か例があるようだ。

 

転勤を言い渡された社員は、
家族とマンションを残して単身赴任をするか、
マンションを賃貸して家族総出で引っ越しをするかの、
大きな決断を迫れることになる。

 

配偶者もどこかに勤めていたら?
子どもが学校に通っていたら?
動こうにも動けない状況である場合もある。

 

家族は二重生活になり家計にも大いに影響が出てくる。

 

精神的にも経済的にも相当な負担である。


諸先輩方もそのような人事を受け入れて、
色んな経験をして出世して偉くなっていったんだ!

 

という意見もあるかも知れませんが、

 

それは仕事上の成功であって、
仕事のために犠牲となっていることが多々あるはずだと思う。

 

家族と離れて暮らしてまで出世は必要なのか?
家計の負担を強いられてまで会社の指示に従う必要があるのか?

 

そこをしっかりと考えた上での受け入れであれば良いが…。


まあでも、
会社からの将来の給料を見越して、
住宅ローンを組んでマンションを買ってしまったのであれば、
会社からの指示を甘んじで受け入れるしかないのかも知れないが・・・。

 

要は、自分の人生の選択肢を狭めないよう、
会社と持ちつ持たれつではない、ほど良い距離感を保つことが大事である
と思った次第です。