さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

息子の高校野球の父母会から来た「ラストゲーム観戦のご案内」に思う。

ちょっと本ブログの趣旨とは趣が異なるのだが、、、

 

昨日、地方の私立高校で野球をやっている

上の子(息子)の野球部の父母会連絡から、

 

ラストゲーム観戦のご案内」

 

というタイトルの案内が来ました。

 

ラストゲームとは??

 

そうです。

3年生にとっては、

この時期、

最後の夏の選手権を前にベンチ入りするメンバーが発表されます。

 

3年生でこのベンチ入りメンバーから外れてしまうことは、

つまり「戦力外通告」を受けたことを意味します。

 

ラストゲームとは、

戦力外通告」を受けた選手たちのために用意された、

最後の試合(練習試合)ということです。

 

この試合を最後にベンチから外れた3年生は、

夏の選手権に向けて甲子園出場を目指すベンチ入りメンバーのサポート役

に回ることになります。

 

そこには後輩の2年生もいますし

もしかしたら生きの良い1年生もいるかも知れません。

 

ずっと野球をやって努力してきた球児たちにとっては、

そしてワガ子の野球をサポートしてきた両親にとっても、

悔しくて切なくて何ともいえない複雑な感情が交差することと思います。

 

昨年はコロナ禍で夏の選手権大会が中止となり、

交流戦という形で県大会のみ開催されました。

 

ちょうど息子が受験の活動のために同行を訪問していた時に、

監督がこんなことを言っていました。

「選手権がなくなって交流戦になったので3年生全員をメンバーに入れました。」

 

ワタシは監督の複雑な心境を感じました。

 

本当なら毎年3年生全員をメンバー入りさせてあげたい!

しかし、

選手権があるから、

甲子園があるから、

勝たなくちゃいけないから、

 

勝てるメンバーで挑むために、

実力のある2年生をメンバーに入れざるを得ない。

そのためメンバーから押し出されてしまう3年生が出てくる。

 

親なら、

なぜワガ子がメンバーに入らなかったのか?

複雑な心境を監督やスタッフにもぶつけたくなる気持ちもありますが、

 

3年間をずっと近くで面倒を見てくれた、

その監督やスタッフが苦渋の決断の中で総合的に判断したことに、

文句の言いようもないだろう。

 

ワガ子はまだ1年生なので、

今回のラストゲームの対象ではないのだが、

2年後はどうなっているだろうか?

 

ラストゲームの存在自体は以前から知っていて、

息子を高校へ送り出す際には、

ラストゲームは見に行かないからな!

 頑張ってメンバー入りしてレギュラーを目指せ!」

と叱咤しました。

 

でも2年後に実際にラストゲームの対象になったら、

息子の最後の晴れ姿、

見に行かない!なんてことにはならないかもしれませんね。