さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

2023/10/12⑩ 若いときに住宅購入を見誤るタイミング


夫婦がまだ若いときに
ローンを組んで住宅を購入するといった場合、
見誤りがちな購入タイミングとして、

ひとつは、
結婚後にダブルインカムで稼ぎ、
まだ第1子の姿かたちもない間に住宅を購入するパターン

ダブルインカムでイケイケなのはわかるが、
子どもが出来れば妻の収入はあてにならず夫の収入のみで一気に窮地に陥る。


ふたつめは、
子どもがまだ就学前や小学校低学年頃で
妻も職場復帰でダブルインカムが復活したタイミング、

更に第2子が出来ると、
そろそろ今の賃貸も手狭で…、
なんてことを理由に住宅購入を本格的に検討するという気持ちはわかるが、
子どもは小学校高学年頃からを皮切りに、
年々教育資金の負担は増えて行く一方。


さらに家族4人の生活を見据えた間取りとなると、
購入費用も大きくなりがちになり、

子どもが高校や大学進学で本格的に教育資金がかかるようになると、
一気に窮地に陥ります。

住宅ローンの負担が重すぎて、
子どもの行きたい進路に行かせてあげられない本末転倒な事態になってしまう。
大事なのは子どもですか?住宅ですか?という話になる。

2点の購入タイミングに共通するのは、
つまり若気の至り、

購入する時点で、
妻や夫の収入減を予測できますか?
教育資金の負担がどれほど重いかを予測できますか?
どれほど利息の負担が発生するのかキチンと理解できていますか?
35年というのがどれほど長いことなのかを理解できていますか?

ということ。

見切り発車をするには、
あまりに代償の大きい買い物なのです。