ワガ家が「資産」として定義するのは「一生涯使用する予定のないお金」のことである。
ワガ家で「資産形成」における「資産」として定義するものは、
「一生涯使用する予定のないお金」
であると捉えています。
一生涯というと大げさかも知れませんが、
少なくても、
65歳ないし70歳くらいになるまでは、
使用する予定のない「お金」、
です。
この「お金」は、
銀行預金や株式投資を含みます。
そのため、
いわゆる「生活防衛資金」や、
ここ数年で考え得る支出、
例えば、
子どもの教育資金、
車の買い替え費用、
引っ越し等にかかる費用、
などは、
「資産」に含みません。
よって、
基本的には、
この「資産」は減ることのない、
(株価の値動きによるところはありますがここではあくまで「額面」とします)
常に右方上がりに推移するものとなります。
貯金を殖やすためにはよく、
「先取り貯金をしましょう!」
「収入の10%と貯金しましょう!」
などと言われることがありますが、
例えば、
先取り貯金をして5年間で300万円が貯まりました!
せっかく貯まったのに、
車の買い替え費用で250万円を使いました!
となると、
せっかく一時見えていた300万円という景色から、
50万円(300万円ー250万円)に逆戻りして、
また300万円という一度見た景色を目指すことは、
精神的にも厳しい。
だから、
車などの購入予定がある場合は、
「資産」の積み上げとは別(余計)に貯蓄しておく、
という管理の仕方がベターではないかと思っている。
この減ることのない「資産」は、
一生涯の「精神安定剤」としての役割をもたらしてくれます。
「50歳で引退!」を考えていますが、
ワタシはこの「資産」の金額が「5,000万円」くらいかと考えています。
おそらく「5,000万円」では多い過ぎると思いますが、
人生何があるかわからないので、
これくらいは確保しておきたいです。
(書籍からの引用です)
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3つの財布を持とう
■第1の財布
「生活に使うお金」
いざという時に備えて一定の金額をプールしておく、
通常の生活費の3~6か月分
■第2の財布
「使い道が決まっているお金」
おおむね今後10年以内に使うことが決まっているお金。
住宅購入費や子供の教育費など。
絶対に減らせないお金なので安全性を重視する。
■第3の財布
「今のところ、使う予定のないお金」
文字通り、どう使ってもいいお金、余裕資金といい、
投資に使えるのは、この第3のお金を指す。
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