さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

人生最大の幸福は「職業の道楽化」である。

ワタシは都内某所でサラリーマンとして勤めているが、
プロフィールでも公言しているとおり、

50歳(あと4年)でリタイアすることを目標にしている。

ただリタイアすると言っても今の会社を辞めるだけであり、
働くこと自体を辞めるわけではなく、
今の会社を辞めた後もできるだけ長く、
できれば80歳まで働きたいと思っている。

なぜサラリーマンとして、
今の会社を50歳でリタイアするのかというと、

このままでは自分の人生を会社に捧げることになり、
・自分の意思で動けない
・管理者になれば責任が更に重くなり、
・時間的な拘束を大きい

このようなサラリーマン的な働き方も
いずれ限界が訪れるのではないかと思っているからです。


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
―100年時代の人生戦略

著 リンダ・グラットン

の書籍の中で著者は、

ライフシフト 100年時代の人生戦略 に対する画像結果

20代から60代という時期を
仕事一辺倒、キャリアアップ一筋では過ごせません。
自分をすり減らすような仕事の仕方は避ける。

「仕事」「学び」「遊び」のバランスをとりつつ、
柔軟に人生を組み立てていく必要がある。
長期間労働を見直し、自分らしい人生を生きる。
不快で残酷で長い人生ほど辛いものはありません。

教育期:20歳前後まで教育を受け、
仕事期:65歳までバリバリ働き、
老後期:その後は引退して余生を楽しむ。

これまでの人生80年時代、
多くの人たちはこうした3ステージの人生を
想定してきた。

会社も政府も年金も当てならない今、
65歳までの働きで、その後の長い人生を
賄うほど貯蓄をするもの難しいでしょう。

できる限り健康に過ごし、
より長く働くことが求められます。

と述べています。


また、
『40代からのライフシフト
人生100年時代、働き方をどう変える?

著  徳岡 晃一郎

40代からのライフシフト に対する画像結果

というライフシフトを要約したような書籍では、

人生100年時代には
これまでのような定年退職となる
60歳・65歳まで会社に居続ければなんとかなる
という意識では、
その後の人生を乗り切ることができない。

会社中心の人生設計から抜け出し、
自分自身でその先の生き方を考え、
80歳まで現役を目指す自分中心の人生に切り替える。
すなわち「ライフシフト」する必要がある。

早い段階で準備に取り掛かり、
フルタイムの職に就いているうちに
小規模なプロジェクトを通じて
実験を始めることが重要である。

と述べています。


日本の公園の父と呼ばれ、
・本多式貯金法
・月給四分の一天引き貯金

などで巨万の富を築いた「本多清六氏」は、
膨大な資産を持ちながらも80歳まで働き続けました。

私の財産告白 に対する画像結果

「本多清六氏」は、

なぜ膨大な資産を築いていながらも
こんなに仕事をするのかをある人から尋ねられた時に、


『人生最大の幸福は「職業の道楽化」である』

と考えたからだ。

貯蓄をするために仕事をするのではなく、
仕事自体が生きがいであり楽しみであったということです。

職業を道楽化するためには努力することも必要である。

と述べています。


ワタシが50歳で今の会社を辞めることについて、
自分自身でうまく言語化できずに、
迷っていた期間もありましたが、

紹介したような様々な書籍などから
学ぶことにより、

今は一周回ってやはり50歳でリタイアする、
ということが腹に落ちて来た気がします。

ワタシの場合は、
この50歳でのリタイアというものが、
「職業を道楽化」させるための変身、
マルチステージを生きていくための変身、
であり、

そのために、
50歳のリタイアまでのあと4年間で、
フルタイムの職に就いているうちに
小規模なプロジェクトを通じて
実験を始めようと考えている。