さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

ワタシのサラリーマンとしての心が動いた2019年台風19号での出来事!

2020年のコロナ自粛を機に、

サラリーマンとしては働き方も大きく様変わりしました。

 

在宅勤務、

オンライン会議、

会合などの減少、

 

それまでは、

会社のルールが世の中のルールと言わんばかりに、

 

会社の常識が許容され、

何事も会社のルールが優勢(会社が言っているんだから仕方がない)

という考え方でしたが、

 

コロナを機に、

ライフライフバランスというものが声高に主張できるように

なってきました。

 

ワタシは、

そんな2020年のコロナよりも前に

会社のルールに背を向けた出来事があり、

 

それによりワタシのサラリーマンとしての生き方に

「何か心が動いた」出来事になりました。

 

それは2019年10月に到来した台風19号の時です。

 

たしか関東圏には明け方には台風は過ぎ去っていたかと思いますが、

その被害は甚大という状況です。

 

コロナ前なので、

電車が動いているのであれば、

這ってでも「会社へ出社せよ」

非常時でも「会社もいち早く辿りついた人は偉い」

みたいな常識がまかり通っている時期でした。

 

ワタシも多分に漏れず、

這ってでもいち早く会社へ行こうと、

最寄りのJRの駅を行ったわけですが、

そこで見かけた光景は・・・、

 

駅の改札から、

200メートルくらいは続いていたであろう、

サラリーマンたちが並んでいる姿でした。

 

その並んでいる列は

誰一人として秩序を乱さず、

ちょっとずつ前へ進んでいました。

 

駅に着くと、

その集団をワタシは遠巻きに見て、

「ダメだ!自分はこの集団には合流できない…」

と率直に感じました。

 

この人たちは

この長蛇の列に並んで一体どこへ行こうとしているのか、

行った先で(行ったところで)何をするのだろうか、

ワタシもこの群衆の中のただのひとりの人間で良いのだろうか、

と思い、

「ダメだ!自分はこの集団には合流できない…」

と思ったわけです。

 

ワタシは会社の上司へ連絡をし、

「本日は会社へ行けそうにないので有休を取得して休みます」

と連絡をし、

群衆たちに背中を向けて帰路につきました。

 

ワタシの中では、

これが初めて会社に背を向けた出来事でした。

 

この出来事をきっかけに、

会社中心の人生で良いのだろうか!?を真剣に考えるようになり、

仕事と自分自身の関係を客観的に見るようになりました。

 

そして2020年にコロナが到来、

このコロナ騒動を機に、

仕事と自分自身の関係を客観的に見るようになった

ワタシの考えのひとつひとつを

答え合わせをしていくような感覚で、

 

やはり会社が全てではない、

会社に人生を傾倒しても会社は自分を救ってはくれない、

会社ではなく自分の人生という物差しを優先に考えて行こう、

 

という考えが確信に変わり、

そして今に至ります。