さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

今年の「確定申告」は完了したがもっと簡便な手続きと税金の知識を啓蒙を!

2月16日から、
「令和5年分の確定申告」の受け付けが始まりました。

ワタシは早速、
昨日国税庁の確定申告書等作成コーナー」にて手続きを行い、
あとは税務署へ必要書類を提出するのみというところです。

ワタシはサラリーマンなので、
納税の大半は「年末調整」で完結するのですが、

ワガ家の場合は、
ふるさと納税による寄付金控除」
「米国株高配当株ETFの配当による外国税額控除」
があるので確定申告をする必要があります。

今回の場合、

62,042円也

 

が、確定申告により、
過剰に納めて税金が還付されることになりそうです。

毎年のことなのですが、
国税庁の確定申告書等作成コーナー」にて手続きをする際に、
e-taxマイナンバーカード方式」での手続きを試みるのですが、

途中でマイナポータルをアプリ(別ウィンドウ)が開いたり、
更にマイナポータルから外部連携先へ遷移する必要があったり、
導線がなかり複雑で、
同じところを行ったり来たり、、、、、

今年も無限ループ地獄にはまってしまったため、
早々とe-taxマイナンバーカード方式」を諦め、
書面で提出する方法に切り替えました

そもそもの話ですが、
e-taxサービスの申請手続き(UIUX)自体の
わかりづらさもさることながら、

そもそも、
「確定申告とは何ぞや?」
ということ自体を知らない人にとっては、

表示されている用語すら理解できなければ、
サイト上のQAや動画などで分かりやすい説明があったとしても、
そもそも確定申告自体の構造を理解していなければ、

「雲の上の手続き」

という感じで、
確定申告をすること自体に、
二の足を踏んでしまっている人も多いのではないでしょうか。

最近では高校でも家庭科の授業か何かで
「金融教育」の授業が取り入れられるようになったようですが、

少なくてもワレワレくらいの世代は、
学校教育で税金のことは一切習ったこともなく、
社会人になってからも研修などでまともに教えてもらう
機会すら与えられずこの歳まで来ています。

納税は「国民の3大義務のうちの一つ」であるにも関わらず、
税金の仕組みを広く教育するような国のシステムになっていない。

おかしいと思いませんでしょうか。

ワタシの場合、
たまたま社会人になってから、
FPの知識を勉強する機会があったため、
何となくですが税金の仕組みを理解しており、

「年末調整」や「確定申告」の申請手続きを

これは何のための申請で、
この申請をすればどのように計算されて、
税金が有利になるのか、
というところを理解しながら手続きをしています。

これを全く理解していない状況での
手続きは苦行以外の何物でもありません。

少なくてもワタシは今回、
おぼろげながらの知識をもって、
さらに難しい申請手続きに苦戦しながらも

「確定申告」をしたことにより、
6万円ほどの税金が還付されるわけであり、

この金額は少なからず大きいです。

でも、
この難しい手続きは誰もができるレベルのものではなく、
本来還付されるべき納税額が、
泣く泣く還付されずに泣き寝入りとなっている場合が多いと思います。

「国はもっとわかりやすい仕組みを」
そして
「国民はもっと勉強を」

両者の歩み寄りにより、
このようなミスマッチが少しでも削減されるのではないでしょうか。