さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

コロナ後の働き方クライシス!!!

 

コロナ自粛を機に働き方が劇的に変わった。

 

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在宅ワークを余儀なくされ、

会社の会議はzoomなどのweb会議アプリが代用するようになった。

 

ワタシの中でも劇的な変化が起きた。

 

やっぱり満員電車は悪だったということを確信し、

なぜ通勤時間まで拘束されなければならいのかという疑問も、

必ずしもおかしな疑問ではないことがわかった。

 

 

残業することが美徳とされていた働き方、

いまだにそれが評価される風潮はあるが、

ワタシの中では残業して時間を拘束されることの疑問が湧いた。

 

残業をする分には給料増となるメリットはあるが、

それよりも、

それよりに失う時間や労力(疲労)はお金を払っても代えがたいものである。

 

時間があること、

元気であること、

により、

何にお金を使うのかを考え、

いまお金はどうなっているかを整理できることにより、

収入が少なくなってもかえって資産が増えるということを実感した。

 

当然会社に雇ってもらっている以上、

会社に忠誠を尽くすのは当然の義務であるが、

ただその条件は営業日の各8時間のみ、

それ以外の時間と労力は自分の時間、家族の時間に充てて、

自己研鑽も含めたプライベートな時間に充当する。

 

通勤は悪、

密集が怖いのでできるだけ人の流れを避け、

できれば週に2回程度の在宅ワークも継続させてもらった。

 

メンバーシップ制のもと、

上司が知っていることはワタシも知らなくてはいけない、

部下が知っていることもワタシは知らなくてはいけないと思っていたことが、

そんなことはない、

誰かが知っていれば必ずしも自分が知っている必要はないし、

今はあらゆる情報網を使って検索すれば良い話である。

要はあの情報はどこにあって、

どう調べれば入手できるかがわかっていればそれで良い。

 

いまの給与水準でもすでに満足であり、

毎年給与水準が上がることも見込んで生活レベルを上げたり、

ローンを組んで労働の先売りをするようなことはしない。

それがいかに危険な行為かがわかった。

 

だから給与が毎年上がらなくても仕方がないと思うし下がる可能性だってある。

ボーナスはもともと会社の業績に応じて支給されるものだがら、

査定ゼロとされる可能性もある。

雇用を維持してもらえるだけありがたいと思わなければならないかも知れない。

 

その中で自分は何をやるか?

 

この変化の激しい世の中で、

60歳まで今の職場で働いている自分が想像できない。

会社に求められる人材として60歳までまたはそれ以降も働くためには、

よほどのスキルアップや神経をすり減らして会社に尽くすことが必要だ。

 

とくかく今の自分では到底太刀打ちできないので、

とにかく学ばなければならない。

 

自分で確保した時間や労力を使って学び、

より会社に貢献する人間になるか、

他方に目を向けるか。

 

他方に目を向ける手段として、

・転職によるキャリアアップを目指す選択肢

・副業や完全フリーランスなどの個人事業主として活躍する選択肢

・学びなおしや社会貢献などを一時的にでも選ぶ選択肢

 

などがある。

 

政府の方針、

企業の生き残りをかけた大胆な施策に

ことごとく批判をする人が多いように思う。

でもそんなことを批判する前にまずは自分の身を守るために、

自分に何ができるかを考え、学び、アクションすることが必要だ。

 

これは体の良いリストラだ!

という前にそういう事態が自分の身にいつ起きても動けるように

対岸の火事ではなく、自分の身に降りかかった出来事として備える。

 

増税、物価上昇、昇給、退職金や年金の減少、非正規社員の増加、

教育費の増加や長生きリスクなどで、

貯金なんかできないし、将来どうすれば良いんだ?という前に、

いまその元気なうちにたくさん働き、学び、

実入りが少ないなら(多くても)節約し、少しでも将来のために蓄え、

投資で増やし、副業で増やし、

というアクションを取らなければいけない。

 

いままでの常識だったものが、すぐに常識でなくなり、

そんなことあり得ない!と思っていたことがいつの間にか常識になったりする。

 

コロナ禍で非正規社員の雇止めが起こり、

あっやっぱり正社員は雇用が守られ、正社員で良かったと胡坐をかいている今。

コロナ禍で「同一労働同一賃金」が後退したかのように見えて、

実は水面下で着実に進んでおり、

それは非正規社員を正社員と厚遇にするということではなく、

正社員を非正規社員の処遇に合わせるという議論であり、

それが正社員のワレワレの身にいつ降りかかってくるかわからない。

 

降りかかった時にヤバい!と思ったときにはもう遅いのである。

 

 

 

 

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