子どもには魚の食べ方ではなく魚の釣り方を教えたい。
子どもにモノを与え過ぎていませんか?
ほしいとねだるから?
○○ちゃんも持っているから?
自分の子どもが子どものうちに、
教育の範疇にあるうちに、
魚の釣り方を教えておかないと、
大変なことになる。
ワタシはそう思っています。
ほしいものがあれば、
自分で買えば良い。
自分で身銭を切る経験をしなければ、
本当に必要なものかどうかを考えるクセは身に付きません。
ワガ子の収入源と言えば、
お年玉やお祝い、
そして日々のお小遣いくらいでしょうか。
本当に必要なものであればそこから捻出して買えば良い。
ワガ家のお小遣いのルールは特殊で、
成果主義を採用している。
家のお手伝いをしたら○○円、
2人とも野球をやっているが、
ヒットを打ったら○○円、
二塁打だったら○○円、
など、
野球で結果を出せば、
それなりのボリュームのお小遣いを渡すような金額設定にしている。
公式戦であればオッズが倍付けになったりする。
必要なものがあるならそこで結果を出して自分のお金買え!
とこんな感じ。
そして、
今年に入ってワガ子2人に
楽天証券の未成年口座を開設し、
このうちジュニアNISA枠に関しては、
将来の教育資金としてワレワレ親の資金で活用しているが、
通常枠については、
今年のお年玉や入学祝いから捻出した、
上の子7万円、下の子4万円を投資信託に預けている。
元本割れの可能性もあるので、
もし元本割れが発生した場合は親がその分を補填するという約束で、
試行的にプチ株式投資生活をを初めている状況だ。
2人とも既に2千円近くの含み益が発生しており、
自分のお金を誰かに投資すれば、
成果次第で利益となって返ってくるという経験を、
身をもって体現している。
額面を下ろして使ってしまえば、
その分投資元本が減って利益の恩恵が目減りする。
逆に欲しいと思ったものを我慢して、
使わなかったお金を追加投資に充てれば今以上に利益の恩恵を享受できる。
そこは子どもたち自身で考えれば良い。
少額でも資産がある親であれば、
生前や相続を持って少なからずワガ子に引き継ぐことになるだろう。
その財産を引き継いだ子どもが、
魚の釣り方を知らず、魚の食べ方しか知らない子であれば、
引き継いだ財産はあっという間に食いつぶされてしまうだろう。
魚の釣り方を教えるには、
子どもを教育している今のこの時期しかない。
大人になってしまってからでは遅いので、
子どもが欲しいものを何でも買い与えてしまうのではなく、
「お金とは何ぞや?」ということをしっかりと教えていかなければならない
とワタシはそう思っている。