ちょっとでも咳き込もうモノなら、
暑くて少しマスクを外そうものなら、
家族の誰かが体調が悪いと言おうものなら、
コロナが移る!
あいつはコロナではないか?
コロナ対策が弱いからあいつとは話もしたくない!
とワタシの会社でもそんな雰囲気になってしまった。
コロナに関してここまで敏感に反応するようになっている。
しかしその一方で、
「赤信号!みんなで渡れば怖くない!」と言わんばかりに、
ある一面ではこんなに過剰に反応するのに、
別のある一面では意外と無頓着に行動をしているケースが見受けられ、
言ってること矛盾してんじゃん!
と感じてしまう。
会社のデスクでは、
飛沫対策として段ボール調の仕切り板が置かれるようになり、
せっかく広くてゆとりのあったオフィスが雑然としている。
よく考えれば、
デスクの上に大きな段ボールが置かれている状況である。
普通に考えたら異常な光景だと思わないか?
ただその対策するしていなければ、
「飛沫が心配だ」と騒ぎ立てる社員がいるから対策は必須なのだろう!
しかしそんな社員に限って、
特段の時差出勤の申請すらせずに、
満員電車に揺られ、満員のエレベーターでフロアを上がり、
こぞって皆12時にお昼を取る。
社食では、
所狭しと社員が食事をとり、
正面にアクリルの仕切り板が置かれているが、
横の仕切りは一切ない。
いやいや、
コロナコロナと騒ぎ立てている割に、
脇甘すぎでしょ?
と思ってしまう。
ワタシの勤める会社の目標は出社7割抑制である。
各管理者は有難いことに、
自身の部下に在宅勤務を促すために必死に声かけをしてくれ、
そのおかげでワタシも、
週3回の在宅勤務ができているわけだが、
その一方で、
いやいや管理者の方々から率先して在宅勤務を行ってください!
と思うのである。
自己犠牲と言えば聞こえは良いが、
管理者たるもの自分が犠牲となって、
会社の目標を達成するとか部下に最適な職場環境を与える、
とか思っているのかも知れませんが、
それは単なる幻想であり、
会社の出社抑制率の目標を達成させる必要があるのであれば、
まず管理者の方自ら在宅に切り替えてください!
と思う。
昨日、担当役員以下の管理者ミーティングがあったようで、
管理者全員出社、
役員からは管理者自ら在宅をしないの?と釘を刺されたよう。
感染対策のために、
管理者全員が出社して密になって打合せ。
「どうやったら社員の感染を抑えられますかね?」
と真剣に考えている。
とまあ、
世の中なんてこんなものですね。