さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

年老いていく両親、両親の晩年にしっかり寄り添う得るよう少しずつ仕事をセーブしていく。

先月11月のことである。

 

在宅勤務でワーケーションを活用できるようになったこともあり、

実家に帰省することにした。

 

母に帰省のことを相談すると、

体調が悪く、

充分なおもてなしができない

とのことだったので、

 

仕方なく、

実家近くのビジネスホテルを予約し、

そこで宿泊、

仕事をしながら、

 

仕事が終わった夜に、

母と待ち合わせて食事をすることにした。

 

ワタシの母は、

父が30代の頃から独立して事業を営んでいたこともあり、

経営者の妻として、

従業員や家族のことを面倒を見て来た人。

 

そのずっと頑張って来た反動で、

数年前から精神病を患っている。

 

特に、

秋から冬に変わる季節の変わり目では、

気持ちが塞ぎがちになり、

気力がわかないようである。

 

そんな日々の母のため、

この日、

母と待ち合わせて、

母とあった時に、

 

あー年取ったな。

と率直に感じた。

 

待ち合わせ場所から、

どこか喫茶店行こうと

歩き出すのだが、

歩くスピードが異常に遅い、

 

そして、

茶店でコーヒーを注文したのだが、

精神病の薬を服用している影響で、

コーヒーの持つ手がプルプルと震え、

容器がカタカタと鳴り、

熱いコーヒーが今にもこぼれ落ちそうである。

 

茶店を出て、

食事をとろうと行った店で、

久しぶりに息子とあって高揚しているせいか、

楽しみにしていた食事がなかなか喉を通らない、

しまいには、

強引に口に入れた影響で、

食べたモノを嘔吐した。

 

自分の母親がこんなにも年を取り、

久しぶりに会った息子の前で、

失態をさらす。

 

ショックだった。

 

精神病は数年前から患っていたが、

年齢もまだ70歳になったばかりということもあり、

まだまだ元気だろう!と高を括っていたが、

 

いよいよそんな流ちょうなことも言ってられない。

 

これからは、

ますます年老いて行く両親に、

ワレワレ、

子ども世代が

しっかり寄り添っていかなければならない。

 

これまで経営者の妻として、

会社のこと家族のことを一手に支えてきた母、

でも身体が動かない、

気持ちが前に向かない、

もどかしさを母自身が一番感じているだろう。

 

はやる気持ちの母には、

 

「他人は変えられない、それを求めても仕方がない、

 変えれるのは自分だけ」

 

「母さんが思っているより、世の中はゆっくり流れている。

 そう考えれば少し嫌なことがあっても、

 なんだかんだみんな幸せな顔をして歩いているし、

 焦る必要なんてない」

 

ということを、繰り返し言い続けた。

 

母と別れ、

ビジネスホテルに戻り考えた。

 

昔の母はもういない、

世代交代、

自分らの世代が支援しないと行けない

 

 

それで少しでも母が元気を取り戻してくれれば、、

 

 

親が年を取っていくと同時に、

その子世代は会社でも中間管理職や幹部として、

会社からも求めれる世代、

 

親の晩年にまともに寄り添うこともできず、

死に目にも会えない、

ということもあるだろう。

 

でもそれって、

人間としてどうなのだろう。

 

それよりも仕事が優先ということがあり得るのだろうか!?

 

ワタシは40代半ばで

巷では働き盛りの世代であるが、

 

ワタシ自身はその流れに真っ向から抵抗し、

少しずつ仕事をセーブしながら、

両親の晩年にしっかり寄り添う得るよう今からしっかり準備する所存である。