さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

新NISAで浮き彫りになる?親からの投資教育格差

2024年度からいよいよ新NISAが始まりました。
米国株も日本株も株価は軒並み好調です。

この波に乗って!

ということで、、、

先日テレビ東京のとあるニュースを目にしました。

 

とある地方大学の投資教育の話題、

地方銀行の職員が新NISA開始に伴い、
大学生に向け投資教育の授業を行いました。

という内容のニュース。


授業を聞いた大学生は、

「今年の春に就職する予定で、
 新社会人になるので株式投資のことを少しでも勉強して、
 まずはこの機会なので新NISAにトライしてみようと思っています。
 両親に聞いても両親は株式投資の経験もなくて聞けないので、
 このような講義を開催してくれてとてもありがたいです」

とインタビューに答えていた。


両親に聞いてもわからず
何から始めていいのかもわからないような状況にあっては、

このように地元の地方銀行にお世話になって、
「まずは若いうちからこのタイミングで始めること!」
がとても大事なことだと思います。


で今回のテーマでフォーカスしたいのは、

「両親は株式投資の経験もなくて聞けない」

という状況です。

 

ワタシが4年間の投資経験があり
ワガ家の場合は子供に新NISAのことを聞かれれば、
喜んで教えてあげられる環境にあります。


ここで言いたいのは
投資教育ができる家庭と、
投資教育ができないでない家庭と
まずは社会人をスタートする時点で経済(情報)格差が生まれるということだ。
もちろん若くて長い人生なのでその先もずーっと。


例えば、
ワガ家の長男は、
今年の春に大学生となるが、
長男は中学校3年生のころから
主にお年玉を原資にジュニア口座で株式投資を始めています。
(ちなみに長女は小学校6年生から始めています)

そして長男は18歳となり、
2024年の年明けから長男のジュニア口座から
成人口座へ切り替わりました。

そして年明けスグにこれまで投資した資金を、
新NISA口座へ移行し既に新NISA口座への運用をスタートさせています。

そして長男には、
この新NISA口座は無期限の非課税の複利運用で、
長い間運用していればそのうち加速度的に増えて行くものなので、
よっぽどのことがない限りは引き出さず、
そして可能であれば手元に余金があれば積極的に追加投資をしたら良い。

というアドバイスをしています。

長男は中学校3年生からの投資経験において、
原資14万円を投資したものが現在20万円となり、
自分のお金を誰かに預かて投資をすれば、
利益ををもたらしてくれるものだ!ということを経験しています。

おそらく少なくても大学の4年間の間、
この20万円を取り崩すことなく運用し続けると思います。

そしてこれが4年後いくらになっているか??


そしてもう1点、
一般の銀行の新NISA口座で申し込むと、
手数料の高い商品を購入することになるので、
楽天証券SBI証券のようなネット証券を利用するのがマスト!
というアドバイスもできます。

先ほどの学生の場合、
講座を開催してくれた地方銀行の新NISAを利用することで、
ネット証券よりも不利な利率での運用を始めることになります。


それでもやらないよりは断然マシですが!!!


新NISAを始める機会にも恵まれず、
親に聞いてもわからない、
ましてや奨学金(借金)までもらってマイナスの状態からスタートする。

その状況も、
「みんな周りの学生もだいたいそうだから…」という理由で、

親が何も投資教育を教えてあげられないというのは、
かわいいワガ子に対してはあまりにかわいそう。


かわいいワガ子に好きなものを買ってあげることが大事なのではなく、
かわいいワガ子が好きなものをどうやって買うことができるかを
教えてあげることが、

 

かわいいワガ子に対する親としての務めだと、
ワタシは思います。