さわやか次郎の「生活巧者」ブログ〜50歳で引退〜

50歳での引退を目指し日々の生活を有意義にそして賢く生きるために実践している日常を綴ったブログ。節約・倹約・投資・小遣い稼ぎ・時間の使い方・家族との関係など

安易な「奨学金」取得に警鐘を鳴らす!社会人スタートから始まる資産形成格差!

ワガ家における子供への投資教育の話です。

ワガ家の2人の子供は、
3年前に楽天銀行のジュニア口座を開設し、

お年玉などでもらって
スグには使わない資金を元手に証券口座へ預け、
インデックスファンドに投資をしています。

既に3年を経過しているので、
2人とも含み益は30%以上に達して、
株式投資の恩恵を実践をもって経験している状況です。

要はできるだけ多くの資金を持っておいて、
それを然るべきところに投資をすれば、
運用益を持って返ってくるということを
経験しているということです。


逆に言うと、
借金をするということは、
先に資金を借りて、
その先に借りた分を未来に掛けて
利息を払って返すことであり、

投資することと真逆の行動である
ということを、
子供たちには時折話をしています。


この春、
ワガ家の長男は大学生になり、

最近では奨学金を取らせて大学へ行かせる割合が増えているようで、
現在の奨学金の取得率は大学(昼間の部)で
49.6%(2020年度、日本学生支援機構調べ)の
学生が奨学金を取得して世の中ではありますが、


妻とワタシが頑張って、
息子には奨学金を取らせないで大学へ行かせる!
ということを決意しました。

その理由は承知のとおりで、
資金を持って然るべきところに投資をすれば、
運用益を持って返ってくるということ
実践を持って教えたことと真逆の行動になってしまうからです。

奨学金を取らせることとは
つまり、
大学を卒業した新社会人になった時に、
借金を抱えたマイナスの状態からスタートするということ。

2024年から新NISAも開始となり、
株式投資をする人も世の中的に俄かに増加していく中で、

さあ社会人になって自らの給料を得て、
投資生活をスタートさせよう!と思ったとしても、
その前に借金を返さないといけないところから始まります。

奨学金の取得率は約半数なので、

半分は無借金からのスタート、
半分は借金返済からのスタート、

上に行くか下に行くか、
ここに大きな格差が生まれます。

無借金からスタートした新社会人は、
自分の稼いだ給料からの一部を新NISAに投入して、
スグに株式投資からの恩恵を得て、
成果が上がればモチベーションも上がり、
益々、資金を投入し好循環が生まれます。

株式投資からの恩恵を経験して
それを知っている人と知らない人とでは
大きな差が生まれます。


奨学金を取った人が、
30代半ばになってようやく奨学金が返済となった時に
次にどうするでしょうか?

ようなく返済が終わるので、
ようやく車が買える!家が買える!と再び借金をする行動に
走ってしまう可能性も高いのではないでしょうか。

奨学金は家計が厳しい家庭環境でも、
高等教育を資金面で支援することができる素晴らしい制度だと思います。

しかし取得率50%は多すぎます。
日本は50%奨学金を取らせなければ
ワガ子を大学へ行かせられないほど貧しい国ではないと思います。

30年前の取得率はわずか20%でした。

 

この間、奨学金のサービスが増えて取得しやすくなり、
皆が利用するようになって、世の中的に奨学金取得に抵抗感が
なくなってきたことが増加の原因と思っています。

要はどうしても貧しいから!という理由ではないということです。


社会人スタートから始まる資産形成の格差、
ワガ子が上にいくか(無借金でスタート)下に行くか(奨学金返済でスタート)、


安易な「奨学金」取得には警鐘を鳴らしたいと思います!